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2017.11.15(水)発売

2nd single

Dreaming

先行配信されたChris Van Cornellの1年ぶりの音源たちを含めたトリプルA面シングル「Dreaming」タワーレコード渋谷店限定でリリース!

01 夜の森と星は平行をたどる iTunes
02 meet her iTunes
03 ハローグッバイ iTunes
04 夜の森と星は平行をたどる [INST]
05 meet her [INST]
06 ハローグッバイ [INST]

¥1,000
WAKRD-069 / Kippis label.

夜の森と星は平行をたどる

夜の森と星は平行をたどる

「布団に入ってから眠りにつくまで」あの時間は、今日起きたこと、胸に引っ掛かっている想いを思い返してしまう、「このままじゃだめだ、変わりたい、変わるんだ」って考えれば考えるほど寝れなくて夜は深まっていく。そんな深く沈んでいく気持ちに、一筋の淡い光を照らす、聴き手の感情に染み込んでくる曲になりました。

vocal 後藤大輔

meet her

meet her

淡く優しい光が差し込む午後、いつかの思い出がふと頭をよぎる。少しだけその思い出に浸って、懐かしい気持ちになって、恥ずかしくなって、クスッと笑ってしまう。 温かさと切なさを含んだサウンドとメロディーが懐かしい記憶を呼び起こしてくれる、そんな曲になりました。

vocal 後藤大輔

ハローグッバイ

ハローグッバイ

温かさを含んだドリーミングなサウンドに、後藤大輔とカトウハルカの心地よいコーラスワーク、胸に留まる歌詞、そして、全てを優しく包み込むホーンとストリング、これはまるで映画のよう。 「ハローグッバイ」のミュージックビデオは本編とそれに結びつく前編の2部作となる。

北川:北海道を体感していただける場所を撮影地に選ぶ事が最優先事項としてありました。その上で楽曲に合った演出・撮影のイメージを組み立てていきました。 それから、映像制作を通して得られるインスピレーションというか、空港からあの森の中の池までの旅程を含めて、今後の活動の糧にしていただきたいという思いもありました。

佐藤:最初に楽曲を聴いた際に、静かな曲調の内面に秘めるエモーショナルな力強さを感じました。 楽曲中で印象的に使われているバスドラムのフレーズが心臓の鼓動に感じ、「自然の鼓動を映像化する」ということをテーマに映像を組み立てて行きました。 単調にならないように映像のリズムにはとても気を使いました。スローモーションの映像に短いカットを連続して差し込むなど、映像単体で見てもリズムを感じられるように編集をしています。 カット編集からカラーグレーディングまで一貫して、Adobe Premiere Pro CCを使用しています。

北川:Chris Van Cornellは個的なプロ集団というイメージなのですが、同時にとてもバンドらしい側面もある。 そういう両義性は素敵だと思いますし、今回の楽曲にも反映されている。また、メンバーそれぞれに全くベクトルの違うかっこよさがある。

佐藤:そうですね、さらに海外の空気感を纏いつつも、上質なポップスとしても聴ける側面があり、洋楽/邦楽どちらのリスナーも違和感なく入っていけるのではないでしょうか。

前回のアルバムですっかり虜になってしまったChris Van Cornellの世界に、今回フィドルで参加することができました。 普段は人生の先輩たちに混ざりブルーグラスというジャンルを演奏しているので、同世代の人たちとこうやって音楽ができる、新しい喜びでいっぱいです。 ジャンルが違う分、楽器での曲のアプローチについては試行錯誤でしたが…出来るだけ自分にしか出来ないこと=やはりブルーグラスやカントリー色をなんとなくでも取り入れていくことを意識して音を作っていきました。 3曲の中で私の一番のお気に入りは2曲目の「meet her」この曲はデモ音源を貰った瞬間に、勝手な脳内イメージと一緒に、間奏部分のフィドルラインが浮かんできました。 この、頭の中に映像が自然と浮かび上がってくるのが、まさにChris Van Cornellの音楽の素敵なところ!と私は思っています。 今作3曲全て、浮かび上がってくる世界観が異なります。とってもカラフルでキラキラしていて、でも余計なものはそぎ落とされていて静謐で。 その中でフィドルがどんなふうに味付けの一端を担っているか。ぜひ聴いてみてください!

今作も様々な楽器をメンバーがそれぞれ演奏するスタイルはとても印象的でした。 また、シンセを織り交ぜつつも生音楽器の雰囲気を損なわせないアレンジはバンドというより小楽団のように感じました。 ホーンセクションは、別バンドでも一緒にプレイしているよささんだけに、特段心配ではありませんでした。よささんと自身のフレーズのバランスがバンドイメージとあっているかを意識してレコーディングしました。 今作は、今までのChris Van Cornellのイメージとは若干異なる、新しいサウンドに仕上がったのではと感じています。

今回、Chris Van Cornellのレコーディングを担当するにあたって、実はヨサ君(ヨサナオユキ)とは、彼が以前に所属していたバンド(All About Ska Performers)のアルバムレコーディングに僕が参加していたことがあるので、約10年ぶりの再会。 また、大輔君(後藤大輔)は彼の以前のバンドの所属レーベルが仲良かったり、他のアーティスト のレコーディングをしているスタジオに彼が遊びに来たりと、今までにも顔を合わせていたりしていました、一緒にレコーディングするのは今回が初めてですね。 僕はレコーディングを始める前に必ずアーティストと会話して「どんな風にしたいか」、 「好きなアーティスト / アルバム」などを事前にリサーチするのですが、今回はメンバーが 好きなアーティストとしてシガー・ロス (Sigur Rós)やドーター(Daughter)などの名前が挙がりました。 それらは僕も大好きなアーティストだったのでプロダクション上のやり取りに不安は全く無かったです。 特別なことはせず、まずは曲のデモを聴かせてもらって、音像の方向性を解釈していく感じでした。 ひとつだけ心がけたのは、以前までの彼らの作品を聴かせてもらって「自分だったらもう少し歌を近くに聴きたいな」と感じたので、”ボーカルをきちんと聴かせる”ということは意識しましたね。

ハルカちゃん(カトウハルカ)と大輔君は二人とも息を多く使った歌い方をしますが、ウィスパー系のボーカルをコンデンサーマイクなどの一般的なボーカル用マイクで収録すると実音が薄くなってしまうことがあります。 今回はラージダイアフラム系のマイクは避けて、いくつかのマイクを試してみた中から二人ともAEA R84というリボンマイクを採用しました。 そしてヘッドアンプにInward Connections Magnum VU Mic Pre、イコライザーにMaag Audio EQ4、コンプレッサーにWesAudio BETA76かGolden Age Project COMP-3Aを通して収録しています。結果として、ブレス感のある立体的なボーカルサウンドが収録できたと思います。 今回は曲によって様々な楽器が使われていますが、ドラムとベース、ギター、バンジョー、 トランペット、バイオリンなど、全体を通じてリボンマイクを多用して収録しているのが特徴かもしれません。 リボンマイクは一般的なダイナミックマイク、コンデンサーマイクとは一味違う、耳に痛くないナチュラルなサウンドが特徴です。 一方では、リボンマイクは扱いが若干難しくて、ヘッドアンプやEQ(イコライザー)を正 しく選んで使わないとこもった様なサウンドになってしまうことがあります。 今回レコーディングに使用したスタジオ( Endhits Studio ) にはリボンマイクが沢山あっ て、かつそれらを受けるヘッドアンプとEQも豊富に選べるので、それらをフル活用して録音しました。

結果的に耳障りにならずに抜けの良い、かつ独特のザラつき感のあるサウンドになったと思います。 歌と楽器を綺麗に響かせる、というのはミキシング時に意識しました。 今回、一貫して使用していたのはAKG BX20(UAD2プラグイン版)というスプリングリバーブです。僕はリバーブが大好きで、特にAKG BX20はお気に入りのリバーブの一つです。普段、クライアントにミックスを提出すると「リバーブを下げて欲しい」というリクエストをもらうことが多いのですが、今回は大輔君から「リバーブをもっと深くして欲しい」というリクエストをもらったので、「おっ、もっとやっちゃって良いんだ」と思って嬉しかったですね(笑) 今回はレコーディング、ミックス、マスタリングまで、音に関わるすべての作業を担当させてもらったのですが、メンバー全員がマルチプレイヤーで色々な楽器が登場するのでレコー ディングはとても楽しかったです。 バンドのアレンジや方向性についても、独自の世界観があって、センスが光る部分を多く感じました。今後メンバーそれぞれの演奏力をもう一段階上げていくことで、より多くの人の心に響くバンドになると思います。そういった期待感も含めて、今後も機会があればまた一緒に作業できたら嬉しいと思ってい ます。

後藤さんからハローグッバイのミュージックビデオ出演の依頼をもらった時に、楽曲も一緒に送っていただきました。まだデモの状態だったかな。 日本語の歌詞だったのですっと頭に入って来たんですけど、『これはどんなストーリーなんだろう…!』ってすごく気になりました笑 ただところどころで自分の中の感情ともリンクする部分があったので…繰り返し聴いてるうちに自分なりの情景が浮かぶようになってました。 何度もリピートして聴いていて、最初は撮影に向けてイメージ膨らませるために聴いてたんですけど…そうじゃなくてもふとした時に聴きたくなるようになっちゃって。笑 聴けば聴くほど味がでる楽曲だと思います。
撮影は、いろいろと考えていたんですけど…最終的には”演じる”というよりは自然体に振舞おうっていう気持ちでした。事前にメンバーの方々と打ち合わせした際にも『あんまりかっちりしないほうがいいよね』っていう話になっていたので。

実際出来上がった映像を見たら、アクションかかる前の素の状態も使ってもらってました笑
あと印象に残っていると言うか、衝撃的だったのは、撮影の合間に誰も見てないところで私が派手に転んだことですね。笑 みなさんが振り向い時には私が手から流血してるという…すごいびっくりさせてしましました笑、痛かったです。
そう、ミュージックビデオの衣装(ELNEST CREATIVE ACTIVITY提供)は、自分では普段着ないテイストだったのですごく新鮮でした…!昔はデニムなんかもよく履いてたんですけど最近はぜんぜんなので…。だからこの映像を知り合いに見てもらったときにも最初私だって気づいてもらえなくて。笑、帽子やメガネがあったからっていうのもあるとおもうんですけど…『え、これ誰?』って笑 ハローグッバイでは、映画仕立てだったり、全編にわたって出演できてとても嬉しかったです。 何かを表現するっていうことが好きなので、音楽もお芝居もモデルも、どれも表現ではあるんですけど、今回のミュージックビデオのように相手の頭の中にあるものを汲み取って表現して、それが相手のイメージ通りになった時はやっぱり嬉しいですね。

それじゃあ最後に、私の好きなシーンを。たくさんあるのですが、その中から選びました。
ラストシーンで、私と後藤さんが向かいあっているところをゆーっくりスライドして映していくシーンがあるんですけど、そこの曲の盛り上がって行く感じと、海と空の映像がゆっくり流れていくかんじがとっても好きです。あとは曲が始まる前の冒頭部分の映画っぽさも好き! 早朝の撮影だったので眠たそうな雰囲気が出てしまったのですけど、それが逆にナチュラルな感じが出てると言ってもらえてよかったです笑。 完成後「イメージを完璧に形してくれた」と後藤さんに言っていただけたので、とてもお互いにとって良い作品になったと感じています。

内田衣津子 instagram
photo 軽部史広

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